保存修理の手順は、屋根瓦を取り外し使用可能な瓦を選別して保管、瓦葺き用の土と杉皮は撤去され、小屋組部材の補修、同時に床組を解体して土台など腐朽部材の補修、屋内側から耐震基礎を新設補強。掘削、コンクリートベース、鉄筋組、重量鉄骨による地中梁組、自立柱組立(大型クレーンで吊り上げ小屋組みの隙間から挿入)この間、プロの仕事に脱帽の連続でした。
瓦は現在このように分別保管されています。本当にこれから先、何十年も使用できるのか不安が過ります。 地中梁は住居内側を囲んでいます。この写真は廊下床下部分。独立柱はこのような形で、1住居に四隅の玄関を除く3箇所に建てられています。
by woodshelter
| 2009-02-22 10:57
| 御城番屋敷の保存修理
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