住まいに対する思い


第3世代の住居空間をプロデュース
by woodshelter
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重要文化財(御城番屋敷)に住まう”蜂の巣退治”

御城番屋敷は武家の格式を備えた長屋。1住居は間口5間、奥行き5間に角屋付。式台玄関は1.5間「なんと間口の30%が玄関」しかも普段の生活では使用しない空間(昔の生活)なのです。
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観光客の足が途絶えたころブンブンと音がします。式台玄関のあたり?壁土が落ちているのでおかしいな~とは思っていたのですが!
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左上の袖壁付近。土壁に数箇所穴があいています。切り株スツールを足場に覗き込んだらヤッパリ蜂の巣でした。結構大きな蜂です。
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急ぎホームセンター(コメリ)に直行。売り場で「フマキラーAダブルジェット」よく効く!これを見つけてスプレーしました。歯向かってくる蜂にはフマキラーAさされもせず無事終了。

去年は、蜂の穴にパテをつめたのですが、そのパテにも穴があいていました。写真では一番下の穴がパテで埋めた箇所です。古屋ではよく目にする蜂ですが、我が身に起こるとは?土台はシロアリに喰われて無くなるし、壁には蜂の穴が!保存修理ではきっと昆虫の被害がないような、素敵なお家になることでしょう。

淡い期待感の金平
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by woodshelter | 2007-04-28 17:35

重要文化財(御城番屋敷)に住まう”大規模修理”

4月18日夜、昨年来の調査工事の説明会がありました。

松阪市文化課、財団法人文化財建造物保存技術協会(略して文建協)から苗秀社(この建物の所有者)そして居住者に対して調査結果がスライドで解りやすく説明されました。先日の地震(松阪は震度4)無事だったのが不思議なくらい傷んでいたようです。

説明概略 
1:文化財の指定と範囲=これが以外にも槙垣で囲まれた敷地全体が対象なので、チョットこれからが日常生活は大変そう。

2:調査工事の報告 
その1ー破損状況→この説明がオッカナビックリ玉手箱。屋根(瓦)、小屋組(屋根裏)、軸部(柱、梁、床下)、部屋内。金平のお家は、瓦が風化し雨漏り、シロアリの被害で梁桁が食べられ、床下では、土台の一部が腐朽と蟻害から無くなっていました。室内は不同沈下による鴨居の下がり、柱の傾斜による建具と柱の隙間埋め物。

その2-地盤の状況は2箇所のボーリングから、硬い地盤の上に柔らかい地盤が積もり、地下水位が高いので、地震が増幅しやすい地盤との説明にタダタダ唖然!

その3-建物の地震や台風に対する耐力→東棟、西棟ともに梁間方向は耐力壁が多いのですが、桁行方向は少ないので、あらたに補強が必要とのことでした。「やっぱりそうであったか!」妙に納得しながらも頭の中で不安が横切ったのでした。

3:まとめ
●屋根:全面的に葺き替えが必要
●小屋組:白蟻の害で木材が空洞化
       取替え、補強が必要
●軸組み:柱の傾斜・高さの調整と柱根元の補修が必要
●造作材:鴨居などが垂れ下がっている
       壁を落として吊り束の修理
●床組み:未修理箇所は一旦外して修理
●不同沈下を修理するため基礎石高さの調整が必要
●構造的な補強が必要

個別の具体的修理計画は、時間がかかりそうです。
「はやい話」全住民、計画的退去の上、半解体修理。う~ん!う~ん!この荷物をどうしようか?頭の中はすでに引越しのことでパニック状態?

御城番屋敷に興味を持たれている方は、金平が退去するまえにお遊びください。まだ1年半くらいは猶予がありそう??? 傷んだ内部の写真は非公開です。

引越しパニックの金平
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by woodshelter | 2007-04-19 04:58

重要文化財(御城番屋敷)に住まう”地震が怖い”

4月15日昼時に地震がありました。心配のお電話やメイルを沢山いただきありがとうございます。松阪は無事でした。

私はその瞬間、伊勢自動車道を亀山に向かい芸濃付近を走行中。フワッと浮くように車体が2度横揺れしました。関ICから先は「道路閉鎖」一般道におり、関縮の知人のお店「深川屋さん」で事の顛末を聞きびっくり!木材倉庫に用事があったので亀山に行ったらチョットした騒ぎでした。お城の石垣が崩れていたのです。松阪はどうかと心配でしたが何事もありませんのでご安心ください。

おりしも御城番屋敷は大修理工事の計画が持ち上がっています。昨年末の調査工事結果から「国の重要文化財として永久保存」にむけ長屋全体の修理工事が必要となったのです。

松阪が直下型震度5強震だったら崩れていたかも知れないと想像しただけでブルブル?小屋梁の腐っている箇所は解っているので「造り付け本棚で退避スペースを確保しているつもり」???。

本当に他人事ではない地震です。みなさんもどうかお気をつけてお過ごしください。

1週間遅れの夜桜ライトアップの写真を掲載します。もうじき藤棚が満開になりそうです。
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極楽トンボの金平
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by woodshelter | 2007-04-16 20:10

重要文化財(御城番屋敷)に住まう”桜に華やぐ季節”

花冷えにもかかわらず桜は満開。本日新しくできた公園では「野点」暖かいお茶と金平糖が振舞われ美味しかった。目白が飛び交い、人通りが途絶えた一瞬を狙ってワンショット。重要文化財といってもご覧の通りの長屋です。式台玄関のある武家屋敷の組長屋。建築後147年の現役建物。これから修理をして、後世に残すそうです。本日は室度14℃、湿度32%、火鉢のやっかいになってます。
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6時30分からのライトアップがきれいです。平日なので人静か、週末まではゆっくり楽しめそうなので、久しぶりにブログに書き込んでいます。
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写真の通りの長屋なので、住み心地や採光は考慮されていません。観光客の人々はご存知無いのですが、通りを行き交う人々を生垣ごしに監視するように計画されています。今風に言えばランドスケープコミュニティーのお手本のような住まいです。次回は室内側からの写真を掲載予定です。
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by woodshelter | 2007-04-03 19:56