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住まいに対する思い


第3世代の住居空間をプロデュース
by woodshelter
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2006年「出会いを得た人々に感謝とお礼」

今年もたくさんの人々にお会いでき充実した1年でした。あまり地の利が良くない場所を拠点(三重県松阪市)にしてるのに、労を惜しまずに足を運んでくださった方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
2006年感動した人物お2人(いつも迷うのですが2人に決めています)
お一人目が山側の方。静岡県で木材の素材生産をしている榊原商店の榊原正三さん。住宅建築誌上の特集記事で取り上げられたご縁で一度はお会いしたいと思っていたプロです。地域林業が後向きな人々の中にあって「利益が山に還元されるビジネスモデル」を日々実践。しかも危険な山仕事にかかわらず一筋縄では動かないはずの樵さんに、携帯端末操作で伐採時情報をインプットした生産履歴バーコード添付の作業を要求し「樵さん達は実践」しているのです。木材の伐り旬を守った昔ながらの伐採方法に科学的な思考で取組んでいる姿に大変感動しました。これから住い創りをめざす若い人々にこそ伝えたい「山側プロ集団」の仕事です。
お二人目は町側女性の方。京都生れの江戸っ子育ちで京都在住の関桜さん。若い時に膠原病を患い自らの力で克服した経験を生かし、独特のリンパマッサージとカウンセリングによって、病に苦しむ多くの人々に安息をもたらす活動を実践しておられます。住環境と健康維持、生活習慣を改善することで病を克服する力を自ら養うことができる。治すとか、治るではなく、自らの内なる力を信じること。目からウロコの感動でした。表面的なエコロジーや健康住宅ではなく「本物」を実践する。改めて「心に誓う」のでした。
暖冬とはいえ寒い日々が続く年の瀬。風などにお気をつけて良いお年をお迎えください。

# by woodshelter | 2006-12-28 17:09